札幌市北区篠路の児童デイサービス「あすわっと」「第2あすわっと」「第3あすわっと」

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あすわっとブログ

新年のあいさつと新型コロナと卒業と

2021/01/27

遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。

 

新年始まってから今日まで、ずっと新型コロナウイルスのことばかりですね。

皆様、苦労されながらも手洗い消毒、そしてマスクの着用と、

できる限りの対策をされているかと思います。

外に出れば大多数の方がマスクを着用していて、お店に入れば消毒をする。

はじめは違和感があったものの、

今では見慣れた光景となってきているのではないでしょうか。

毎日の感染者数に右往左往しながら、「ワクチンはまだか」

「副反応は大丈夫なのか」「もう給付金はくれないのか」

「Go toってなんやねん」「Go toで旅行いけて楽しかったぜ」

「地方交付金でなんで公用車を買っとんのじゃい」

と様々な感情をもちつつ、感染者数の数字を見て安心と

不安を繰り返す生活をしているうちに、数字だけをみてしまってはいないでしょうか。

 

パンデミック宣言の1週間後に、ドイツのメルケル首相が

「これは、単なる抽象的な統計数値で済む話ではありません。ある人の父親であったり、祖父、母親、祖母、あるいはパートナーであったりする、

実際の人間が関わってくる話なのです。そして私たちの社会は、一つひとつの命、一人ひとりの人間が重みを持つ共同体なのです」※1

 

私もこの生活に慣れがあり、感染者数や重症者数、

亡くなった人の数をみて、安心と不安の判断をしていました。

慣れというのはこわいです。

当たり前になっているマスク着用に消毒作業も、

自分のみならず家族や友人、知らない他者の命を守るための

行動だと意識することが大事かと思います。

 

分かりにくい話ですが

自分が過ごしていた日常は、ある方にとっては非日常で

今、自分が経験している非日常のような我慢や制限を、

日常的に制限がある生活をしなければならない人がいることも

日常が戻っても忘れないようにしたいと思います。

 

皆さんで乗り切りましょう。

コロナが収束して終わりではなく、コロナで見えた課題にも挑戦していきたいです。

 

3月は卒業シーズンですが

あすわっと・第2あすわっとでは

少しだけ早く、1月であすわっとを卒業する子たちがいます。

さみしいなーなんて思いながら

こどもたちは最後の利用の日も、

いつものように過ごしていきました。

そりゃそうですわ、利用が最後なだけで終わりではないからね。

あすわっとは「心ある道を共に」という意味だった。

卒業していくこどもの背中に改めて教わりました。

ありがとう。

卒業していく子たちが、あすわっとを忘れても

あすわっとは勝手に応援を続けていくので大丈夫。

いつでも遊びに来ていいからね。

とは言っても、やっぱりさみしーなー

※以前、ママ会で大暴れしてくれたママもありがとうございました。

 

 

 

 

※1 駐日ドイツ連邦共和国大使館・総領事館ウェブサイト


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