遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
新年始まってから今日まで、ずっと新型コロナウイルスのことばかりですね。
皆様、苦労されながらも手洗い消毒、そしてマスクの着用と、
できる限りの対策をされているかと思います。
外に出れば大多数の方がマスクを着用していて、お店に入れば消毒をする。
はじめは違和感があったものの、
今では見慣れた光景となってきているのではないでしょうか。
毎日の感染者数に右往左往しながら、「ワクチンはまだか」
「副反応は大丈夫なのか」「もう給付金はくれないのか」
「Go toってなんやねん」「Go toで旅行いけて楽しかったぜ」
「地方交付金でなんで公用車を買っとんのじゃい」
と様々な感情をもちつつ、感染者数の数字を見て安心と
不安を繰り返す生活をしているうちに、数字だけをみてしまってはいないでしょうか。
パンデミック宣言の1週間後に、ドイツのメルケル首相が
「これは、単なる抽象的な統計数値で済む話ではありません。ある人の父親であったり、祖父、母親、祖母、あるいはパートナーであったりする、
実際の人間が関わってくる話なのです。そして私たちの社会は、一つひとつの命、一人ひとりの人間が重みを持つ共同体なのです」※1
私もこの生活に慣れがあり、感染者数や重症者数、
亡くなった人の数をみて、安心と不安の判断をしていました。
慣れというのはこわいです。
当たり前になっているマスク着用に消毒作業も、
自分のみならず家族や友人、知らない他者の命を守るための
行動だと意識することが大事かと思います。
分かりにくい話ですが
自分が過ごしていた日常は、ある方にとっては非日常で
今、自分が経験している非日常のような我慢や制限を、
日常的に制限がある生活をしなければならない人がいることも
日常が戻っても忘れないようにしたいと思います。
皆さんで乗り切りましょう。
コロナが収束して終わりではなく、コロナで見えた課題にも挑戦していきたいです。
3月は卒業シーズンですが
あすわっと・第2あすわっとでは
少しだけ早く、1月であすわっとを卒業する子たちがいます。
さみしいなーなんて思いながら
こどもたちは最後の利用の日も、
いつものように過ごしていきました。
そりゃそうですわ、利用が最後なだけで終わりではないからね。
あすわっとは「心ある道を共に」という意味だった。
卒業していくこどもの背中に改めて教わりました。
ありがとう。
卒業していく子たちが、あすわっとを忘れても
あすわっとは勝手に応援を続けていくので大丈夫。
いつでも遊びに来ていいからね。
とは言っても、やっぱりさみしーなー
※以前、ママ会で大暴れしてくれたママもありがとうございました。
※1 駐日ドイツ連邦共和国大使館・総領事館ウェブサイト